2008年11月15日

ドン・中矢・ニールセン

1986年10月9日、新日本プロレス「INOKI 闘魂 LIVE」で、前田日明と異種格闘技戦で対戦したのが
ドン・中矢・ニールセン。
日本人の祖母を持つ日系3世でジェットセンター所属。WKA・USクルーザー級チャンピオン。
この試合を見た私見ではあるのだが、
一言、ニールセンの打撃は「かるい」というのが第一印象で、バックスピンキックやハイキックなどの大技を連発するもモーションが大きく、しかも軽そうだった。
近年、新日本プロレスの永田裕二がこの試合について八百長をほのめかす発言をしてるが、当のニールセンは
「私が新日本から言われたのは「試合を盛り上げてくれ」それだけだったよ。私が若い頃だったら、その永田って選手をブッ飛ばしていただろうね(笑)。」ということらしい。
八百長だか、八百長ないかは、リング上の殺伐として緊張感ある雰囲気から感じ取れると思う。

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この試合は試合前より雑誌等で大々的に取り上げられ、
前田をコーチしたシーザー武志、シンサック・ソーシリパンなどのシュートボクシング関係者や、ニールセンが所属するジェットセンター、その主催者であるベニー・ユキーデ。そしてマーシャルアーツ自体などにスポットライトがあてられ、特にシーザー武志率いるシュートボクシングがファンを獲得するのに絶大な効果があった。
前田は「新格闘王」の称号を手に入れ、UWFの人気は不動のものとなる。
一方、ニールセンはこの試合をきっかけに、一気に知名度をアップ。
後の藤原、山田といった相手と異種格闘技戦て勝利することとなる。

全日本キックボクシング連盟にも看板として登場。
しかし、WKA世界スーパーヘビー級タイトルマッチにてケビン・ローズイヤーにKO負け。
続く日本武道館大会ではロブ・カーマンにKO負け。
佐竹雅昭にKO負けなど、はっきり言って、キックボクサーとしての彼はあまりいい成績を残してない。

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ニールセンはプロレス向きだ。しかも異種格闘技専門の。
しかし、当時、前田戦でのあの緊張感。現在、格闘技、プロレスを見て、あのような緊張感を感じることはない。
この試合が後のUWFブーム、そして現在の総合格闘技の原点と言ってもいいのではないだろうか。
ニールセンは現在、タイでカイロ院を経営している。
80年代後半の日本の格闘技ブームの立役者の中の一人だった。
1960年7月8日生まれ。

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posted by 20c at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | マーシャルアーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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